大切にしたいこと。
アーティストの生き様を伝えたい。テクネワークが大切にしたいことです。
そのアーティストがどんな人なのか? なぜ創作活動をするのか? 人は作品そのものを理解する手がかりとして、そのアーティストの生き様を知ることで自分自身と重ねて見ることができるから、アーティストに共感を覚えやすいのではないでしょうか。
また、ご存知のように美術の源泉は「個」にあります。そのアーティストの「個」を説明することは実際に作品をご覧いただくことが一番早く確かだと感じています。けれど、受け手に作品を理解してもらう、その手がかりとしてアーティストの「個」を言語化することも必要だと感じています。
なぜ、アーティストは創作活動をするのか?
絶望的なはかない瞬間の中から永遠をつかもう。
たとえば絵画。
絵画の真の目的は物体の真実の姿を描き出すことであり、見えているように描くことではありません。知覚できる物体の本質、存在を常に描こうとするために、そこに表現される像は見かけと異なるものになります。
人は芸術家のどこに共感を覚えるのだろう?
人は芸術家の生き様を知りたがるんじゃないかな? なぜなら、作品そのものを理解するための手がかりとして、生き様であれば自分自身と重ねて比べることができるので共感しやすいんじゃないか。
アーティスト、芸術家が制作を続けるのは苦労の連続だと想像させますが、それを愉しいものと感じさせ、わくわくするような魅力が創作活動の中にあるかもしれない。このような仮説をもとに、テクネワークではアーティストのプロデュースを行っていきます。
テクネワークでお手伝いできること
1.アーティストの活動を一緒に振り返ります。
たとえば作品や自分自身の活動を広くアピールするためにSNSを用いたり、作品の販売にアート販売サイトを使う、セルフブランディング・セルフプロデュースにプログやホームページをつくる、創作活動を支えるためにクラウドファンディングや助成金を申請する。
このような、いままでのアーティストの活動をヒアリングさせていただき、一旦、アーティスト自身の棚卸しをお手伝いすることで、創作活動という自分自身の深い内面へ潜り込みがちなアーティストの足元を一緒に見つめ直します。
2.アーティストと社会のコンタクトポイントをつくります。
作品やアーティストの肖像の管理・販売、個展、グループワーク、アーティスト同行ツアーの企画・実施、アトリエ探し、教室の開設、メディアリレーションなどのお手伝いを通じて、アーティストと社会のコミュニケーション・デザインをつくるお手伝いをいたします。
3.アーティストのブランディングのお手伝いをします。
アーティストの「個」を伝えることで、価値の創造をお手伝いいたします。
具体的にはアーティスト個人の情報発信の場としてのホームページ制作・運用、プロモーションや活動履歴映像の制作、写真撮影などをいたします。また、プレスリリースの制作・発信、メディアへの露出などで、効果の良いと思われる情報発信の仕方、PR、広報、宣伝活動などのお手伝いをいたします。
つまり、
売る力(営業)・守る力(運営)・見通す力(管理)の3つをお手伝いすることで、アーティストの継続的な創作活動を支える基盤づくりをバックエンドから支援することを志しています。
具体的な手法は、
1.アーティスト、芸術家として確立するための、共感を得られ、人に語れるようなストーリーづくり
2.作品や肖像のセールス、教室やアーティスト同行ツアーなどの商品化 = コンテンツづくり
3.コンテンツを基にしたビジネスモデルづくり
4.コンテンツができれば実績が積み上がり、コンテンツとモデルを繰り返すことによるエビデンスづくり
5.エビデンスができれば、それをもとに人は期待をし、コンテンツが自ら高まっていくことによるスパイラルづくり
6.よいスパイラルを続けることによるアーティストのブランド化
7.ブランド化の先にあるもの、そのアーティストの存在感
この存在感づくりがテクネワークにおけるアーティストの成長プロセスのゴールです。